ロスト・トレイン


さて、初の本カテゴリーです。

ファンタジー作品を中心にご紹介していくつもりですが、きっとその他のジャンルも入ってくると思います…

ご了承ください (^^;;

記念すべき第一号は、

中村弦さんの小説、ロスト・トレイン

図書館で以前読んだのですが、印象に残ってもう一度借りた作品です。

あらすじ

奥多摩の廃線跡を訪れた牧村は、平間老人と出会い、意気投合する。

その後、2人は一緒に酒を飲み交わす仲になっていく。

しかしある日平間が、”まぼろしの廃線跡”の話をした日を境に消息を断ってしまう。

牧村は、以前平間から紹介された旅行代理店勤務の女性、倉本と共に平間を探す旅に出るのだが…。

始発駅から終着駅までたどると奇跡が起こるという”まぼろしの廃線跡”、草笛線。

平間老人が残した”キリコノモリ”というワード。

果たして、2人を待ち受ける廃線跡の奇跡とは…?

感想

単行本の表紙にある鮮やかな緑に囲まれた廃線跡の絵に惹かれて、手に取った本です。

文庫本の絵は、新海誠さんが手がけたそうです。

空の青が綺麗…!

駅や電車の描写がリアルで、旅好きとしてはワクワクします♪

中盤は“まぼろしの廃線跡の謎”を追うミステリーパート、終盤は実際に廃線跡を辿る冒険パートという感じだと思います。

様々な要素があって、一気に読み切ってしまいました。

旅や電車好き、冒険ものが好きな方にはぜひおすすめしたい本です!

特に、私は終盤の冒険パートが印象に残って何度も読み返しました。

廃線跡の奇跡、ぜひお手に取って確かめてみて下さいね。

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