苔玉から植木鉢へ…パキラの育成日記をまとめてみた

苔玉パキラ植え替えや剪定の記録 園芸

こんにちは!

世は10月だというのに、まだまだ30℃近くになる日もあるこの頃。

そろそろ秋さん、本気を出してくれるといいのですが…w

さて、今日は時々Xにあげている植物の話です。

初心者向けの観葉植物として有名で、かわいらしい葉っぱをつけるパキラ。

小さな鉢に入っているイメージもありますが、木なので簡単に巨大化します!

そんなパキラが、苔玉サイズから170センチほどになり、その後どうなったのか…?

初心者が育て方を調べながら、体当たりで育てた日記としてまとめたいと思います。

パキラ育成日記

始まりは、手のひらサイズの小さな苗木。

Xの記録をもとに振り返ってみようと思います。

苔玉パキラがやってきた

2019年5月。

苔玉作り教室で迎えました。

園芸素人の手に渡った苔玉パキラ、一体どうなるのでしょうか?

苔玉パキラ、根が苔玉を貫通する

暖かな部屋でぬくぬくと冬を越したパキラ。

根の張りが弱弱しかったのが、1年で根が爆発しました。

この頃には、ヒヤシンス用のガラス瓶に乗せられており、木もかなり大きくなっていました。

受け皿一体型の陶器鉢に植え替えることに。

後に、これが失敗だったと分かる訳なのですが…。

2年目冬・根腐れと寒さで葉っぱが落ちる

幹がぶにぶにして、元気がない様子のパキラ。

どうやら、水はけの悪い鉢に冬にも関わらず水をやり続けたのがいけなかった様子。

ある程度乾いた環境でも大丈夫な植物と、受け皿一体型の鉢は相性が悪いようでした…。

おまけに、暖房のない縁側に置いたため寒さで葉っぱは全滅。

いい鉢がなかったので、土を換えて元の鉢に戻したら葉っぱの形は良くないものの持ち直してきました。

そして3年目

テラコッタ製の鉢に植え替え。

日本列島の真ん中あたりで高温多湿な地域だからか、蒸れや土に沸いたカビっぽいものに悩まされながらもすくすく育っていきます。

この辺りから葉っぱの巨大化や奇形が目立つようになってきたので、栄養不足を疑って薄めずに使える液体肥料を導入。

今思うと、この辺りで一度剪定した方が良かったのかもしれませんね…。

4年目冬。背が伸びすぎて家に入らなくなる

細い幹のまま背が伸びすぎて安定が悪くなり、鉢を一回り大きくしました。

しかし、木の高さの割に根の張りは弱く排水が悪くなってしまいます。

さらに、暖房のきいた部屋に入れることができなくなったために、寒さで葉っぱが壊滅。

春に剪定することを決意するのでした。

5年目、ばっさりと剪定

ここでばっさりと剪定。

切れ味のいい、消毒した剪定ばさみでスパッと切ります。

切り口から雑菌が入るとアウトなため、この癒合材を塗っておきます。

木工ボンドでもいいという記述もどこかで見たけど、失敗したくなかったので!

かなり大きいです。

乾くとオレンジ色の膜になります。液体絆創膏みたい。

無事に新芽が出始める

約一か月で新芽が出ました。恐るべき生命力…!

ただ、ストレスがかなりかかったためか、葉っぱの奇形が目立ちます。

そして夏、順調に葉っぱが増えた所で酷暑が襲い掛かり…

縁側での葉焼け&退避先のリビングのエアコンでなんだかしおしおに。

せっかく出た新芽も三分の一ほどだめになってしまいました。

春に植え替えもさぼっているので、元肥での栄養補給を狙って新しい鉢にお引越しです。

1年半さぼると、だいぶ土も傷んでいるようでした。

本体は、サイズダウンしたプラ鉢へ。

伐採した先っちょが1本水耕栽培で生き残ったので、そちらも土に埋め戻します。

両方無事に根付きますように…!

まとめ

うまくまとまらなかったけれど、こんな学びを得た数年間でした。

・水のやりすぎ注意

・水はけのよい環境作り(水をあげすぎそうなら、受け皿一体型、大きすぎる鉢は注意)

・冬の低温(10℃切り始めたら警戒)は葉っぱが落ちる

・夏の葉焼け(室内でも真夏の直射日光は危険)で白く変色

・植え替えをさぼったり、栄養が足りないと奇形になることもあるらしい

・ひょろ長く伸びる前に剪定

・切っても横から新芽が出てくるので大丈夫

割と低音や直射日光に弱いので、初心者向け…なのか?と疑問に思うこともしばしば。

管理のしやすさだけ考えると、サンスベリアやポトス辺りの方が初心者向けといえるかもしれません。

ただし、何かあった後の生命力はとんでもなく強い植物だと思います。

これからも健やかであれ…と願いながら引き続き育てていきたいと思います。

部屋にあるとかわいい植物なので、気になった方はぜひ挑戦してみてください!

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