先日、念願のゲーミングヘッドセットを入手しました！
想像以上に快適だったので、今日はその話をしていきたいと思います。
- Razer Barracuda Xを買った感想を知りたい方
- ゲーミングヘッドセットが本当に必要か迷っている方
- PS5、ノートPCでちゃんと使えるのか知りたい方
ゲーミングヘッドセットでやりたかったこと
まず、納得して買えるように私がヘッドセットでやりたいことを書き出してみます。
・会話時の音質の向上（キーボード音、生活音の遮断）
・ゲーム時のヘッドホン無線化
・PS5版Discord運用 (今まではスマホで本体マイク使用)
・PCでメモを取りながらのDiscord会議
・ゲーム音、鍵盤音、VC音声を同時に聴きながらの会話
…うん、欲張り！w
会話時の音質の向上
最近VCを始めて気になっていた、自宅の生活音。
会話相手から突っ込まれたら何か考えよう…と思っていたら、ある日教えてもらったこと。
キーボードの音入ってるよ
スマホマイクでの収音、思ったより机の上の音も拾っていたようです。
ゲーム時のヘッドホン無線化
今までは、音楽用ヘッドホンをPS5のDualsenseに有線接続して音声を聞いていました。
使用したのはイヤホンスプリッター。シンプルな造りながら、多様な場面で活躍してくれます。
しかし、ケーブルでコントローラーと頭が繋がれスマホでDiscordを使う分、以下のデメリットがありました。
- 長時間プレイすると姿勢に無理が出る
- 移動のたびにケーブルにひっかかる→Dualsenseのイヤホンジャックが痛む
- スマホの充電を気にしなければならない
特に、スマホの充電は本当に怖い…！
更に、ケーブルに躓いてこけた時にDualsenseのイヤホンジャックがイカれたのか、ビリビリ音まで鳴るようになってしまいました…
人間側にも機械側にも負担がかかっていたので、無線にできないかなぁ…と考えた次第です。
PCでメモを取りながらのDiscord会議
今までスマホで起動していたDiscord。
オンラインゲーム内でのユーザーイベント運営会議で書類を見ながら話す必要があり、「Discordと書類いじりをPC１台でできるようにしたい！」という願いがありました。
PS5版Discord運用
PS5で直接Discordが使えるようになり、使ってみたかった機能。
これがうまくいけば、スマホの充電を気にせずにプレイが楽しめるぞ…！
（今までは、イヤホンスプリッターでスマホとPS5のDualsense、ヘッドホンを繋いでいました。配線がごちゃごちゃするけど、低予算でVCできる優れものではあります）
ゲーム音、鍵盤音、VC音声を同時に聴きながらの会話 (無理でした)
たまに人前で演奏させていただく時に使うゲーム内の楽器演奏機能。
特殊な遊び方ですが、私のPS5には鍵盤が繋がっています。
そこにヘッドセットで自分側の雑音をカットしつつ、上記３つも聞けないかなぁという試みをするために有線接続も可能なもの、という条件をつけました。
Barracuda Xにたどり着いた条件
以上を踏まえて、私が出した要求スペックはこちら。
・有線・無線両対応
・予算 ～10000円
・ある程度のマイク音質（周りの雑音カットのため、できれば単一指向性）
・長時間つけても痛くなりにくい
この条件を最低価格で叶えてくれたのがBarracuda X。
最新版は、お値段が上がる分バッテリーが50時間分になり、Bluetoothにも対応しているようです。
iphoneでも使えますね。
4000円ほど足せる方は、こちらを検討するのもありでしょう。
PS5での使用感
USB-C端子にドングル接続！HUBを足すなどして解決しよう
PS5側の受信機となるドングルは、PS5表面にあるUSB-C端子へ。
しかし、幅広の形状のため隣接するUSB-A端子が潰れてしまいます…
コントローラーが繋げなくなるので、裏面にUSBハブを足して裏面の端子を増やしました。
（宙ぶらりんになると負荷がかかりそうなので、このくらい長さがあるか、縦差しのものがあると安心です）
PCの場合、USB-A→USB-Cへの変換ケーブルがついてくるので、それで端子不足を解決できそうです。
無線・有線ともにマイク反応〇
無線時は、複雑な設定なしですぐ使うことができました！（充電はしておくといいかも）
PS5の設定からマイクテストができるので、ちょうどいい音量になるようにしましょう。
有線で使う際は、Dualsenseのイヤホンジャックに直接ケーブルを繋げばOK。
無線と有線同時使用はできないので、本体側のドングルは外しておきましょう。
ラグはそれほど気にならない
FF14で一番ラグが出ると致命的なコンテンツ、楽器演奏で実験。
実際に舞台で1曲演奏しましたが、演奏に支障が出るほどのラグは発生しませんでした！
あの感じだと、高難易度の戦闘も問題なくこなせるでしょう。（零式まで経験した者の体感）
PCでの使用感
無線で快適にDiscord可能！有線時の方が雑音を拾いやすい印象
こちらも複雑な設定なしでDiscordが使えました！
Discordの設定画面からマイクテストをすることができます。
この時、有線時の方が外部の音に反応しやすい印象でした。
入力はヘッドセットのマイクになっていましたが…実際に有線状態で使って検証したいところです。
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Nintendo Switch での使用感
ドングルの差し替えだけですぐ使用可能
複雑な設定なしですぐに使えるのが快適でした！
テレビやモニターでプレイしたい時は、Switchのドッグに付属変換ケーブルをつけて接続します。
この単純さと取り回しの良さも、BarracudaXの魅力でしょう。
総合的な使い心地
無線接続は想像以上に快適！！！
まず第一にこれです！
有線って、ケーブルで繋がれる分どうしても前のめりになっていたのですが、それがない。
姿勢に無理がないのか、肩こりがだいぶ楽になった気がします。
有線か無線で迷っている方がいたら、よほどラグや音質にこだわらない限り、強く無線をお勧めしたいです。
257ｇと軽い！側圧は苦にならないレベル
一般的なゲーミングヘッドセットが300ｇと考えると、軽い部類に入ります。
頭が大きい成人女性の身から見ると、側圧はそこそこ感じるなー、といった印象でした。
（帽子を買いに行くと、女性用は大体被れないくらいの大きさです…w）
しかし、布製のイヤーパッドがふかふかでそれほど苦になりませんでした。
眼鏡使用者ですが、ひどく食い込むこともなく使えそうです。
また、イヤーパッドがメッシュになっているので夏の蒸れにくさにも期待しています。
ボタン周りは慣れが必要かも
ミュートボタン、電源ボタン、音量ダイヤルが左耳元についています。
慣れの問題だと思いますが、最初のうちは見ずにボタンを触るのは難しいかもしれません。
（PS5の場合、Dualsenseにもミュートボタンがあります）
あと音量ダイヤルが緩めで、つけ外しの時によく触ってしまいます。
音が聞こえなくなったら、ここを疑ってみましょう。
マイクは取り外し可能
マイクを必要に応じて抜き差しできるので、VCしない時も快適です。
開封時は抜いてあるので、マイクが反応しない時はしっかり刺さっているか確認してみましょう。
私はこれで10分ぐらい闘いました…
音質
総合的に、「悪くはない」という印象でした。
今まで使っていたヘッドホンが良すぎたのでしょう。
とはいえ方向もしっかり分かるし、普通にゲームをする分には十分な音質でした。
気になるマイクも、前よりクリアに聞こえると感想をいただきました！
1万円以内のヘッドセット相応の音質と言えるかもしれません。
ソロゲーム中心で音楽鑑賞もしたい方は、このヘッドホンお勧めです（VCは不可）
RPGで本当にそのフィールドに居る感覚が味わえます…！！
今は新しいモデルが出ているようです。
GRISのような雰囲気重視のゲームとの相性が抜群。
ヘッドセット側だけの音量を上げすぎると、チリチリしたノイズが入ることがあります。
また、遮蔽物かバッテリー残量辺りも原因だったのか、カメラを回した時に環境音が途切れる現象も…
無線ヘッドセット全般に言えることですが、最初の音量調整は本体側とも相談して行いましょう。
できなかったこと
ゲーム音、鍵盤音、VC音声を同時に聴きながらのマイク使用は不可
有線か無線、どちらかしか使えない特性上、イヤホンスプリッターとマイクの併用はできませんでした。
こういった特殊なつなぎ方をしたいから、有線機能も欲しいな…と考えている方には不向きでしょう。
しかし、ヘッドセットの充電が切れたから有線にしよう！というのができるのはズボラ民としては高ポイントです。20時間もつといえど、こまめに充電するのが一番ですが…
充電手段も考えておこう
後日、USB-TypeA 用の電源タップを増設したら格段に便利になりました。
以下の記事で、上記の電源タップを購入した時の話をまとめています。
まとめ
Razer Barracuda Xはこんな方にお勧めです！
・有線・無線両対応（同時使用は不可）
・予算 10000円 前後（セール時）でそこそこの音質・マイク性能のヘッドセットが欲しい
・できるだけ軽く、側圧が気にならないものが欲しい
・幅広いハードに対応できるヘッドセットが欲しい(switchのでの評価も高い。iphoneはLightning端子の場合不可)
他に同価格帯のゲーミングヘッドセットが並ぶ中、Barracuda Xならではの強みは「有線無線両対応で対応ハードが幅広く、つけ心地がいい」ことと言えそうです。
緊急時にすぐ有線が使えるので、充電を忘れがちな方にもお勧めです。
iphoneでの運用を考えている方は、Bluetooth対応モデルにすることで無理なく使えそうです。
使い方があまり定まっておらず、汎用性の高いヘッドセットが欲しい方は検討してみてはいかがでしょうか。
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