今日は、初めてCDの紹介をしてみようと思います。
私は普段ゲーム音楽を中心にTwitterで活動していますが、元々はクラシックや古楽にも興味があり、CDを集めています。
時々、紹介していきますね。
それで、今回のCDは…
CAPELLA DE LA TORRE(カペラ・デ ・ラ・トーレ)の”Air Music”

Air
副題は、”空飛ぶ生き物と天のそよ風”となっており、4大元素のうち空気をテーマにしたアルバムです。
4大元素やTales(テイルズ )といった言葉に敏感な、ファンタジー好きの皆様におすすめしたい作品ですよ!
春先に出たCDにふさわしい、暖かな風とともに生命の息吹が感じられる曲が入っていました。
CAPELLA DE LA TORRE(カペラ・デ・ラ・トーレ)とは?
中世〜ルネッサンス音楽を専門とするドイツのルネッサンス楽器管楽アンサンブルです。
“de la torre”とは、中世の故事に吟遊詩人が塔の上から音楽を奏でたというものがあるそうで、そこにある”塔の上から”を意味するスペイン語だそうです。
また、16世紀に活躍したスペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前からつけられた楽団名なんだそうな。
なんとも、当時の雰囲気が伝わってきそうなネーミングですね。
編成も当時の音楽隊のものと同じそうで、ショーム(オーボエの祖先)、ドゥルツィアン(ファゴットの前身)、サクバット(トロンボーンの前身)といった楽器が使われているとのこと。
古代楽器による、ルネサンス期の音楽。どんなものなのか気になった方には、ぜひ聴いてもらいたいです。
他の属性のCD
他には、水と火のアルバムは既に出ておりAmazonなどで購入できます。
土はこれから出るようですね。楽しみです!
Water Music〜Tales of Nymphs and Sirens〜(ニンフとセイレーンたちの物語)
Fire Music〜Infernal Flames and Celestial Blazes〜(地獄の炎と天の炎)

Fire Music
ちなみに、flameとblazeは日本語訳では炎となりますが、火全般を指すflameよりblazeの方がより強い炎なのだそうです。
ファイナルファンタジーで言う、ファイアとファイガのようなものでしょうか?
天の炎の方が強くなっているのが、当時の宗教観らしいと思いました。
まとめ
CDショップでWater Musicのジャケットに惹かれて集め始めたこのシリーズ。ついに3属性目まで揃って嬉しい限りです。
コンセプトが素敵なんですよ…!
珍しい古楽器の音色を楽しめるので、古楽や民族音楽に興味がある方はきっと楽しめる一枚だと思います。
また木管を中心とした、優しい音色の音楽が寝る前にもオススメです。
輸入盤になるので届くのに2週間ほどかかりますが、気軽にワンクリックで輸入盤が手に入るのはすごいことですね!
枚数もそうなさそうなので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね。
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