4大元素の音楽。CAPELLA DE LA TORRE(カペラ・デ ・ラ・トーレ)の”Air Music”

CD

今日は、初めてCDの紹介をしてみようと思います。

私は普段ゲーム音楽を中心にTwitterで活動していますが、元々はクラシックや古楽にも興味があり、CDを集めています。

時々、紹介していきますね。

さてさて、今回のCDは…

CAPELLA DE LA TORRE(カペラ・デ ・ラ・トーレ)の”Air Music”


Air

副題は、”空飛ぶ生き物と天のそよ風”となっており、4大元素のうち空気をテーマにしたアルバムです。

4大元素やTales(テイルズ )といった言葉に敏感な、ファンタジー好きの皆様におすすめしたい作品ですよ!

春先に出たCDにふさわしい、暖かな風とともに生命の息吹が感じられる曲が入っていました。

CAPELLA DE LA TORRE(カペラ・デ・ラ・トーレ)とは?

中世〜ルネッサンス音楽を専門とするドイツのルネッサンス楽器管楽アンサンブルです。

“de la torre”とは、中世の故事に吟遊詩人が塔の上から音楽を奏でたというものがあるそうで、そこにある”塔の上から”を意味するスペイン語だそうです。

また、16世紀に活躍したスペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前からつけられた楽団名なんだそうな。

なんとも、当時の雰囲気が伝わってきそうなネーミングですね。

編成も当時の音楽隊のものと同じそうで、ショーム(オーボエの祖先)、ドゥルツィアン(ファゴットの前身)、サクバット(トロンボーンの前身)といった楽器が使われているとのこと。

木管楽器の原型って感じで素敵なフォルム…!

古代楽器による、ルネサンス期の音楽。どんなものなのか気になった方には、ぜひ聴いてもらいたいです。

他の属性のCD

他には、のアルバムは既に出ておりAmazonなどで購入できます。

土はこれから出るようですね。楽しみです!

追記(2023.1.29)

最後の土編、リリースされていました!

最後にご紹介しますね!

Water Music〜Tales of Nymphs and Sirens〜(ニンフとセイレーンたちの物語)

※2023.1月現在、試聴はできるものの、日本ではApple Music での購入、視聴ができないようです。

気になった方は、CDかAmazonのダウンロード、Amazon Music Unlimitedをお試しください。

女声コーラス多めの、透き通ったイメージの楽曲多め。

副題にもある、ニンフやセイレーンをよく表していると思います。

暑い日に、日陰でゆっくり楽しみたい1枚です。

Fire Music〜Infernal Flames and Celestial Blazes〜(地獄の炎と天の炎)

※これも、日本からは聴けないらしいです・・・。

CD売ってる所も見つからないので、どこかで見つけることができればラッキーかも?

ちなみに、flameとblazeは日本語訳では炎となりますが、火全般を指すflameよりblazeの方がより強い炎なのだそうです。

ファイナルファンタジーで言う、ファイアとファイガのようなものでしょうか?

天の炎の方が強くなっているのが、当時の宗教観らしいと思いました。

Earth Music – Tales of Silver, Gold and Subterranean Secrets(金や銀、地下の宝物の物語)

…うん、わくわくする題名ですね!

深みのあるコーラスと柔らかめの金管楽器の音色が印象的な曲が多かった印象。

力強さ、というよりは地の底から響いて包み込むような温かさを感じるアルバムでした。

過去作の「Fire Music」と併せて、寒い季節に暖炉の前で聴きたくなります。

吹奏楽経験者で、金管アンサンブル聴くのが好きな方は、多分気に入るかも!

まとめ

CDショップでWater Musicのジャケットに惹かれて集め始めたこのシリーズ。

ついに4属性揃って嬉しい限りです。

コンセプトが素敵なのですよ…!

珍しい古楽器の音色を楽しめるので、古楽や民族音楽に興味がある方はきっと楽しめる一枚だと思います。

また木管を中心とした、優しい音色の音楽が寝る前にもオススメです。

入手が難しいものもありますが、日本では、AmazonでのCD・ダウンロード購入が買いやすそうだと思いました。

枚数もそうなさそうなので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね。

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