ラップハープの原型?古楽器・プサルタリー(psaltery)を輸入してみた

ラップハープ

こんにちは。マーニャです。

前回、個人輸入の話を書きましたが、いよいよ我が家にプサルタリーが届きました。

なかなか聞かない楽器だと思うので、レビューと一緒にご紹介していきますね。

▼ プサルタリーを個人輸入した話はこちら

▼ プサルタリーの詳しい紹介はこちら

プサルタリーとは?

プサルタリーとは、木の箱に弦を張った古代の弦楽器です。

呼び方は様々で、プサルテリー、サルテリー、プサルタ(psalter)プサルテリオン(psalterion)、などがあります。国によって発音が違うのでしょうね。

本ブログで取り上げている、ラップハープの元となったと考えられる楽器です。

現在は、弓を使ってヴァイオリンのように演奏するボウドプサルタリー(Bowd Psaltery)という種類と、昔ながらの指や鳥の羽でつま弾くプラックドプサルタリー(Plucked Psaltery)が見られます。

今回、私が購入したのは後者のプラックドプサルタリー

ラップハープと同じく、誰でも音が出せて手軽に楽しめるのが魅力です!

この場を借りて、珍しい楽器を売ってくれたお店の方と、運んでくださった方々に感謝を。

プサルタリーを触ってみよう!

さて、いよいよプサルタリーを触っていきます。

ゆうパックで届いた荷物を開けていきますよ~。

開封、付属品たち

ガムテープでがっちり巻かれた段ボールを開けていきます。

本体の大きさにぴったりサイズの段ボールに包まれ、しっかり包装されています。

楽器は、キャリングケースに入っていました。

プサルタリーのキャリングケース。取っ手にジッパーがついていてリュックにもなります。

ケースのポケットには、ペグを回すレンチと替え弦が。

チューナー用のマイクと、ピックアップ用のイヤホンはおまけかな?

プサルタリーの付属品たち。弦の太さが数種類あるのはラップハープと同じですね。

プサルタリー本体

お待ちかねのご対面です・・・!

じゃん!!

プラックドプサルタリー本体

素朴だけど、木目や木彫りの装飾が美しいボディ。

ラップハープより一回り大きく、幅50センチほど。ずっしりした「重さです。

音域は3オクターブで、ラップハープの1.5倍。選曲の幅が広がりそうです!

ソ(G)から始まるト長調なのは同じですね。

プサルタリーとラップハープの大きさ比較。

チューニングは、付属のペグを挿して回します。

要領はラップハープと同じですが、違うのはペグが横向きについていること。

机の上ではペグが回しにくいので、膝に置いて調整するのがおすすめです。

ペグが左右交互についているので、大きい方のペグを回します。

弦が細いので、回しすぎにはご注意を…!

プサルタリーの調律風景。太いペグにレンチを挿しましょう。

これはちょっと小話なのですが、

楽器がカラカラいうなぁ、と思って傾けてみると木くずが。

弦が本体の淵に直接食い込んでいる辺りも、手作り感がありました。

この辺りも、文化の違いを感じて面白い体験になりました!

綺麗な音がするならそれでいいよね!と思っておくことにしましょう(笑)

プサルタリーを鳴らしてみた

実際に鳴らしてみた動画がこちら。

ラップハープの音域から下に、1オクターブ増えています。

中低音好きの自分には、たまらない音です…!

音域が広くなった分、伴奏もつけやすくなったのが嬉しいです。

音質は、弦が細くなった分、さらに繊細で澄んだ音がします。

上の動画では、ちょっと分かりづらいかもしれませんね…。

堅い音が欲しい時はラップハープ、繊細さが欲しければプサルタリーというように使い分けていけたら面白そうです。


HearthSong Lyrical Lap Harp Special

まとめ

以上、イギリスからやってきたプサルタリーの話でした。

ラップハープより音域が伸び、音質も少し優しくなったような楽器でした。

生で見る機会がなかなかない楽器なので、今後積極的に演奏に使っていきたいです!

この曲似合いそう…!と思う曲がありましたら、教えてくださると嬉しいです♪

ラップハープ、ピアノももちろん続けていきますので、よろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました