こんにちは。マーニャです。
前回、個人輸入の話を書きましたが、いよいよ我が家にプサルタリーが届きました。
なかなか聞かない楽器だと思うので、レビューと一緒にご紹介していきますね。
▼ プサルタリーを個人輸入した話はこちら
▼ プサルタリーの詳しい紹介はこちら
プサルタリーとは?
プサルタリーとは、木の箱に弦を張った古代の弦楽器です。
呼び方は様々で、プサルテリー、サルテリー、プサルタ(psalter)プサルテリオン(psalterion)、などがあります。国によって発音が違うのでしょうね。
本ブログで取り上げている、ラップハープの元となったと考えられる楽器です。
現在は、弓を使ってヴァイオリンのように演奏するボウドプサルタリー(Bowd Psaltery)という種類と、昔ながらの指や鳥の羽でつま弾くプラックドプサルタリー(Plucked Psaltery)が見られます。
今回、私が購入したのは後者のプラックドプサルタリー。
![](https://i0.wp.com/mara-atelier.com/wp-content/uploads/2020/07/0406D295-F463-421D-AC56-636F41889B7D.jpeg?resize=589%2C325&ssl=1)
ラップハープと同じく、誰でも音が出せて手軽に楽しめるのが魅力です!
この場を借りて、珍しい楽器を売ってくれたお店の方と、運んでくださった方々に感謝を。
プサルタリーを触ってみよう!
さて、いよいよプサルタリーを触っていきます。
ゆうパックで届いた荷物を開けていきますよ~。
開封、付属品たち
ガムテープでがっちり巻かれた段ボールを開けていきます。
本体の大きさにぴったりサイズの段ボールに包まれ、しっかり包装されています。
楽器は、キャリングケースに入っていました。
![](https://i0.wp.com/mara-atelier.com/wp-content/uploads/2020/07/D4284D81-DD38-4DA2-A803-D840FA310EC8.jpeg?resize=600%2C450&ssl=1)
ケースのポケットには、ペグを回すレンチと替え弦が。
チューナー用のマイクと、ピックアップ用のイヤホンはおまけかな?
![](https://i0.wp.com/mara-atelier.com/wp-content/uploads/2020/07/3ECAF94F-BB20-4AE4-8949-6403F500DDCE.jpeg?resize=600%2C450&ssl=1)
プサルタリー本体
お待ちかねのご対面です・・・!
じゃん!!
![](https://i0.wp.com/mara-atelier.com/wp-content/uploads/2020/07/A624EFC9-BA89-4CA8-8D3B-5233F45C4518.jpeg?resize=600%2C396&ssl=1)
素朴だけど、木目や木彫りの装飾が美しいボディ。
ラップハープより一回り大きく、幅50センチほど。ずっしりした「重さです。
音域は3オクターブで、ラップハープの1.5倍。選曲の幅が広がりそうです!
ソ(G)から始まるト長調なのは同じですね。
![](https://i0.wp.com/mara-atelier.com/wp-content/uploads/2020/07/9A6C99C3-032D-40A1-9653-B08CC881696E.jpeg?resize=600%2C400&ssl=1)
チューニングは、付属のペグを挿して回します。
要領はラップハープと同じですが、違うのはペグが横向きについていること。
机の上ではペグが回しにくいので、膝に置いて調整するのがおすすめです。
ペグが左右交互についているので、大きい方のペグを回します。
弦が細いので、回しすぎにはご注意を…!
![](https://i0.wp.com/mara-atelier.com/wp-content/uploads/2020/07/9C5A25EA-70AB-464D-89D1-0D54F6FC7190.jpeg?resize=600%2C450&ssl=1)
これはちょっと小話なのですが、
楽器がカラカラいうなぁ、と思って傾けてみると木くずが。
弦が本体の淵に直接食い込んでいる辺りも、手作り感がありました。
この辺りも、文化の違いを感じて面白い体験になりました!
綺麗な音がするならそれでいいよね!と思っておくことにしましょう(笑)
プサルタリーを鳴らしてみた
実際に鳴らしてみた動画がこちら。
ラップハープの音域から下に、1オクターブ増えています。
中低音好きの自分には、たまらない音です…!
音域が広くなった分、伴奏もつけやすくなったのが嬉しいです。
音質は、弦が細くなった分、さらに繊細で澄んだ音がします。
上の動画では、ちょっと分かりづらいかもしれませんね…。
堅い音が欲しい時はラップハープ、繊細さが欲しければプサルタリーというように使い分けていけたら面白そうです。
![](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41c2G1NLqIL.jpg?w=1256&ssl=1)
HearthSong Lyrical Lap Harp Special
まとめ
以上、イギリスからやってきたプサルタリーの話でした。
ラップハープより音域が伸び、音質も少し優しくなったような楽器でした。
生で見る機会がなかなかない楽器なので、今後積極的に演奏に使っていきたいです!
この曲似合いそう…!と思う曲がありましたら、教えてくださると嬉しいです♪
ラップハープ、ピアノももちろん続けていきますので、よろしくお願いします!
コメント