酷暑の日に読みたくなる本を求めて。砂漠を舞台にした物語と音楽を楽しんだ話


あなたには、思い出の中で結びついている物語と曲、ありますか?

…急に、何を言い出すのかって話ですね。

今日は、世界観がぴったりだと感じて気に入っている小説と、曲の話をしようと思います。

夏にこそ触れたい、砂漠の物語

この世を乾燥機にしたかのような熱風が吹く、7月の昼下がり。

これで梅雨明けしていないのだから、驚きですね。

そんな天気の中、急に読みたくなったお話があり、図書館へ走りました。

その本がこちらの「ささやかな魔法の物語」。

村山早紀さんによる、短編集です。

単行本、場面やカフェで供される飲み物の挿絵がとても好きです。

今は、文庫版「カフェかもめ亭」の方が手に入りやすそうです。

収録されているお話はほぼ一緒らしいので、こちらをお迎えしようか迷い中。

挿絵は違うようですね。

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7つの短編からなる本のうち、特に好きだったのが、1話目の「砂漠の花」。

前世が、砂漠に住まう少女だった女性の物語。

悲しい結末ながら、優しさが感じられるお話でした。

他のお話も、悲しみにそっと寄り添う幻想を見ているようで、お気に入りのものが多いです。

そして、世界観がぴったりだと思ったのがこちらの曲。

志方あきこさんの、「晴れすぎた空の下で」。

雨乞いの歌なのかな?

独特な民族風の曲調で、物語が綴られていきます。

登場人物によって、一人で歌い分けがされているのが凄い…!

神々の名を織り交ぜた歌詞の風景描写が綺麗で、衝撃を受けた曲でした。

共通するのは、「花」と「人」ってテーマが出てくる所ですね。

涼しくなる作品に触れるのも冷んやりしそうだけど、いっそのこと暑い舞台の作品で季節感を満喫するのも乙なのではないでしょうか。

まとめ

Twitterで書くにはまとめきれず、記事にしてみました。

このお菓子には、このお茶を…って選ぶように。

本に合わせて音楽を選ぶのも、なかなか楽しいものだと思います。

あなたには、思い出の中で結びついている物語と曲、ありますか?

もしお気に入りの作品があるよ!という方はコメントやTwitterで教えてくださると跳んで喜びます。

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