今日は、私が大好きな絵本を紹介します。
タイトルは、刀根 里衣さんの「モカと幸せのコーヒー」。
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ボローニャ国際原画展の入選作品を絵本化したものらしいです。
タイトルも漢字表記ですし、内容もある程度大人に近い年齢が対象になっていると思います。
もちろん、絵がかわいいので小学生くらいの子が読んでも優しい気持ちになれるはず。
あらすじ
場面は、仕事に疲れ果てた“ぼく”のデスクから始まります。
いすに座ったまま寝てしまうと、そこにはカップやコーヒー豆に足が生えた、不思議な世界が広がっていた。
そこに現れた“モカ”という一匹の白うさぎ。
そこで起こった事とは…。
感想
まず、ふわふわな背景の中まっすぐこちらを見つめてくるうさぎの“モカ”の視線にぐっときます。
仕事で限界に近い頃に手に取った本だったのですが、泣いていいんだなぁって物語の主人公にシンクロして涙したこともありました。
物語の後半に出てくる“モカ”のアップ絵を見ていると、不思議と気持ちが落ち着いてきます。
頑張って、疲れてしまった時に立ち止まってひと休みしようと思える本です。
この本で、毎日を頑張る皆さんが少しでもほっとできますように…。
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