こんばんは。マーニャです。
タングドラムで曲を演奏しようとすると、半音が出せなくてもどかしい思いをすることはありませんか?
シャープとフラットが使えるだけで、演奏できる曲の幅が広がります!
今回は、百均で入手できるものを使って簡単に半音を使えるようにする裏技についてまとめます。
(SNSなどで、タングドラムと表記されることが多いように感じたので、本記事から「タングドラム」(=スリットドラム)と書いてきたいと思います)
必要な道具
今回使用するのは、ダイソー、セリアなどで買えるこちらのグッズ。
磁石です!!!
写真のような超強力タイプの13mmサイズをつけると、きれいに音程を下げることができました。
このサイズだと、舌2つ分できます。
家に合った普通の磁力のものも試しましたが、密着しないのかビリビリした音質に…。
違うサイズのものはまだ検証できていないので、「これでもいけたよ!」という情報があったらぜひ教えてください!
音の変え方
この15音タイプを使って説明します。(磁石がくっつかない素材の楽器です)
磁石の貼り方
早速、磁石をくっつけていきます。
素材によっては、タングドラムに磁石がくっつかないこともあります。
そんな時は、楽器の裏に磁石を仕込んであげましょう。
まず、タングドラムの底にあるゴム製の栓を外します。(簡単に外れます)
そして2個の磁石を、叩く部分を表と裏からサンドするように貼り付けます。
以上です!
磁石の位置
音を出す時に叩く、舌状のところの先の方にくっつけます。
先端の方に貼るほど音が低くなりました。
磁石を貼る場所によっては、半音2つ分くらい下げることができます。
チューナーを使いながら、ちょうどいい場所を探してあげましょう。
ただし、舌の線上に磁石が乗ると、ビリビリいうので気を付けて。
実践した考察
実験に成功し、狂喜乱舞する私の図です(笑)
この項では、実践してみて感じたことをまとめていきますね。
磁石と楽器を密着させることが必要?
磁石が浮いて、楽器との間に中途半端な間があるとビリビリする印象です。
超強力でない磁石がビリビリするのも、きちんと楽器に密着していなかったからでしょうか。
①密着する素材で
②舌の先端に重みを与える
ことで、音程を下げることができるのかもしれないと考えています。
(素人による考察です。詳しい方いらっしゃいませんか…!)
磁石チューニングのメリット
なんといっても、その手軽さ!
タングドラムの叩かないところにいくつかくっつけておけば、曲によってすぐ調を変えることができます。
磁石チューニングのデメリット
表の磁石が邪魔になる
熟練した方なら、叩く場所を安定させることができるのでしょうが…
打楽器初心者の私は、時々磁石の上を叩いてしまい、音が出せないことがあります。
表に磁石があると、ちょっと邪魔に感じることもありました。
できるのは、「音を下げること」だけ
これは、タングドラムの音変え全般に言えることですが…
できるのは、あくまでも「音を下げること」です。
曲の調号には「シャープ系」と「フラット系」があります。
「この音を半音下げてね」という指示のある「フラット系」の曲はこの方法で対応できますが、問題は「シャープ系」。
「この音を半音上げてね」と言われても、この方法ではできません。
意外な落とし穴でした…。
こうなると、音を半音下げた2台目のタングドラムを用意する必要がありそうです。
磁石がたくさん必要になりますね。
もし弾きたい曲の楽譜が「シャープ系」なら、調節できない音を使わないようにアレンジするか、移調して演奏するのがおすすめです。
参考記事
今回まとめた磁石チューニングは、こちらの記事を参考にさせていただきました。
貴重な情報をありがとうございました!!
(わたぐもさんのさざなみドラム、すっごくいい音なのです…!)
楽譜の幅も広がる…といいな?
磁石を使えば、途中で#、♭が解除されない限りは対応できる曲が増えそうです。
こちらで楽譜のサンプルを見ながら1曲単位で、#♭1~2個くらいの曲を見つけて挑戦するのもいいかも…?などと考えています。多数閲覧したい方は、サブスクを!
タングドラムの、楽譜の選び方に関する考察はこちら。
まとめ
感動した勢いで書いてみましたが…。いかがでしたでしょうか。
磁石をタングドラムの舌に貼ると、音が下がるなんて驚きでした。
始めにこの方法を開発した方は天才ですね!
他にもいいやり方をご存じの方がいらしたら、コメントやTwitterなどで情報交換できると嬉しいです!!
念願の調変えを実現できたので、これからより多くの曲にチャレンジしたいです。
タングドラムの半音でお悩みの方は、ぜひお試しください!
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